加工肉の宣教師

スーパーで売っているちょっと高いハムとかウインナー。なかなか手を出すには勇気がいりますが、ひたすら食べて感想を書きます。

函館カール・レイモン ボンレスハム

2品目は函館カール・レイモンボンレスハムです。

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ホームページを見ると会社の歴史や商品を作るうえでの哲学や信念がかなり詳しく載っていて、見ていて楽しいです。

創業者のカール・ワイデル・レイモンさんの半生を読んで驚いたのですが、戦中・戦後の過酷な時代に翻弄されながらも、一貫して職人であり続ける激動の人生を送っておられます。

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裏面の成分表示はこんな感じで、原材料はたったこれだけです。原材料が少なければ少ない程、身体へのリスクは少ないと個人的には考えていて感動すら覚えます。

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開封したときの写真です。ロースハムっていうと丸く均等な厚さにスライスしてパックに入っているものが一般的なイメージだと思います。

これはヒモで括ってある肉の塊で非常にパワーを感じますし、見るからにジューシーです。スモークのいい香りもします。

 

フライパンで軽く火を入れて食べました。

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赤身の部分と脂身の部分がかなりハッキリしています。スモークがしっかりしてあって塩気も強すぎることなく上品です。肉の歯応えが強く、噛むと旨味と香りが広がります。肉を食べてる感はかなり強いです。

 

今まで肉の脂身ってあまり好きではなかったのですが、今回カール・レイモンのロースハムを食べて認識を改めました。

脂身の部分は赤身の部分に比べてスモークの風味がよく乗るようで、脂自体の甘味と相まってビックリするほど美味しかったです。驚きました。

あまり函館カールレイモンの商品ってスーパーで見かけることはなく、たまたま買ったスーパーでも常時扱ってるわけではないようですが必ずまた食べたいと思いました。